千葉工業大学 社会システム科学部 金融・経営リスク科学科

お問い合わせ

学科紹介

金融・経営リスク科学科 Q&A

この学科ではどんな勉強をするのですか(何を学ぶのですか)?

 「リスク」という概念を通して,社会で仕事をしたり,生活をしたりしていく上で求められるマネジメントを学びます。 例えば,将来就職して何をやりたいか,または,こうあって欲しいという状態を実現するために,どんな工夫をしていけばよいか というようなことを学んでいきます.

 具体的には,リスクがこんなところで,どんな時に,どのように,われわれに降りかかってくるのかを知り,その悪影響をできるだけ 小さくするにはどんなことをしなければならないのかを学びます.ですから,社会や経済の仕組みはもとより,最新の技術や環境問題から 後で述べるような心理学まで,自分の興味に応じて勉強することができるようになっています.詳しくは科目一覧を見てください.

 何よりも,社会は変化し続けるので,大学を卒業した後も自分で学ぶことを続けなければなりません.そのために,学び続ける力を 養うのが一番大切なことで,それに向けて教員も皆さんと一体となって取り組んでいきます.

この学科を出ると何になれますか?(どんな就職先がありますか?)

 リスクはどこにでもありますので,リスクに対するセンスが磨かれた人はどこでも活躍することができます.

 平成25年度に卒業した第1期生は,銀行や証券,情報通信,製造メーカー,コンサルタント,公務員など幅広い業種で活躍し始めています. あなたが強く望めば,何にでもなれるということです.

この学科は理系ですか,文系ですか?

 「理系」「文系」の区別をするのは,あまり適当ではないかも知れません.高校で「理系」だった人も「文系」だった人も, それぞれ自分の強みを伸ばしながら,「文系的センスを持った理系」,「理系的センスを持った文系」として,社会に出て行って もらいたいと考えています.会社でも「技術屋」と「事務屋」の区別があるところもありますが,事務屋であっても技術が分からなければ 営業はできませんし,技術屋だって経営のことが分からなければなりません.どちらが得意というのはあってもよいですが,どちらかしか わからないということでは,これからの社会を生きていくのは難しいのではないでしょうか.

「リスク」って何ですか?

 簡単に言うと,「起きてほしくないことが起きてしまうかもしれないということ」あるいはその可能性です. 貸したお金が返ってこないことは代表的な金融リスクですし,会社が倒産するのは最大の経営リスクです. 日常にだって,財布を落とすとか,大事な時に携帯が充電切れになるなど,いくらでもあります.当学科では,金融,情報,生産(ものづくり), 生活といった側面から,こうしたリスクを考えていきます.

「金融」って難しい数学を使うのですか?数学ができないと難しいですか?

 本格的な「金融工学」では,リスクを減らす方法を見つけるためにかなり複雑な数式を取り扱います. しかし,数式はあくまでも道具です.道具は使えばよいので,何から何までわからなければ何もできないというわけではありません. もちろん,わかった方が良いのも確かですが.(パソコンの仕組みは知らなくても,パソコンが使えれば良いようなものです。)

 数学が得意な人は,数学をうまく使ってリスクを考えれば良いですし,数学が苦手な人は,自分の得意な部分を活かしてリスクを 考えることも可能です.

どんな資格がとれますか?

 この学科を卒業したら必ずとれるという資格はありませんが,ゼミによっては検定試験などにチャレンジするところがあり, 自分の興味の対象によって,様々な資格の取得につなげていくことが可能です.しかし,医師や看護師などの国家資格は別にして, 資格が就職に直結することはありません.むしろ,在学中にある資格取得を目指して努力したという過程が評価されることは 十分にあり得ますし,それによって,知識がしっかりと自分のものになります.

心理学の科目がいくつかあるのですが,なぜですか?

 リスクの大きさを適切に理解したり,リスク対策を行うために人々と協力をする際の有効なコミュニケーションのあり方 (リスクコミュニケーション)を考える上で,心理学は役立つからです.

 また,心理学を学ぶことは,就職活動でとても重視されるコミュニケーション能力を培う上でも欠かせません.卒業後も, 商品の企画・開発・宣伝(広報)といった,マーケティングの仕事に就きたいと思う人には,特に学んでおくとよい科目と言えるでしょう. その他にも,サービス,教育,介護・福祉業界をはじめ様々な分野でその知識は役立ちます.近年では,金融に関わる人の投資行動を 理解するうえでも,行動経済学という名前で心理学は注目を浴びています.

定員が少ないのにはメリットがありますか?

 入学後,学科の同級生全員とすぐに知り合いになれます.何より,教員の学生に対する面倒見が極めて良いです. 教員にとっても学生の顔と名前を覚えることが早くでき,きめ細かな指導ができます.学生からも教員との距離がとても近いという 声を聴きます.

この学科は,どのような人(高校生)に向いていますか?

 将来,社会で仕事をしたり,生活をしたりする際には,様々なリスクに立ち向かうことになります.お金のこと,情報のこと, ものを作ったり,売ったり,日常生活でも,食べ物の安全性や自然災害など,考えないといけないことは限りなくあります. これらのどの事柄にも興味があり,自分の適性もそこにあるのかもしれないから,大学進学の段階で自分の選択肢を狭めたくない, と考える人もいるでしょう.

 具体的に気になるリスクのある人は,それを頭に置きながら勉強することが可能です.また,今の段階で,これと言うものが 浮かばない人にとっても,1・2年生の間に,基本的なリスクについて学んでいく中で,自分の関心のあるリスクについて, 見つけていくことが可能です.

 将来,社会に出て,リスクを学んだことを活かせる場は必ずあります.リスクを学んで,それによって自分の可能性を大きくし, そして,安全で安心して暮らせる社会にして行きたいと考えることのできるような人を歓迎しています.

「金融」以外のリスクに興味があるのですが?

 金融・経営リスク科学科は,「金融」という名前がついていることからわかるように,金融についてのリスクも学ぶことが できます.一方で,「金融・経営」というのは,学科で学ぶ対象としての「リスク」についての総称的なものであり,金融についての リスクはもちろん含まれますが,金融以外のリスクも当然のことながら含まれます.

 当学科では,1・2年生で,様々なリスクについて基礎的な知識を身に着けた後,3年生からのゼミ配属を行い,自分の関心の深い リスク(それが,金融についてのリスクのこともあるでしょうし,金融以外についてのリスクのこともあるでしょう)について, 集中して学んでいくことになります.

 従って,金融以外のリスクに興味がある人にとっても,意欲を持って学べる学科だと考えています.(もちろん,金融についての リスクに関心がある人は,それを継続することが可能ですし,途中で,他の分野のリスクに興味が出てくれば,その段階で, 深く学んでいく対象を変更することも可能です.また,その逆も可能です.)

「国際コース」とは、どういうものですか?

「国際コース」は,海外の経済や文化への理解を高め,コミュニケーション能力を身につけることを目的としています. 「国際コース」を選択すると,コース独自の専門科目として,2年次夏期に米国など海外で3週間の夏期集中講義を受講することになります. こうした経験を活かし,国際的な視野を持って,リスクを捉えることが可能となります.

Pagetop